話を聞くようになってから

話を聞くようになってからの変化として、一つあったのは(予想もしていましたが)

 

私がこんなに聞いているのに、相手は私の話を聞いてくれない!と思うことでした。

 

それなりに長年生きているので、おそらくこういう気持ちになるだろうなと予想はしていました。

やはり、心のどこかで、そんこことを思う自分がいたのです。

 

でも、それはそれで良いとしました。

自分だって、話を聞いて欲しい。自分の話がしたいと思うのが人間だと思うからです。

 

そうした気持ちに気づいた後、少しもやもやした気分に囚われていたのですが、

自分が相手の話を聞いている時の様子を、もう一度見直してみました。

 

すると、自分では相手の話を邪魔せず、集中して聞いているつもりでしたが、まだまだでした(笑)

 

相手が話をしている最中に、まだまだ自分の意見や考えを差し挟んだり、差し挟もうとしていたりしたことが判明。

その姿を自分であとから思い出して、思わず笑ってしまいました。

 

「自分でも、まだまだできていないじゃない。それを人に押し付けようとするなんて!」と振り返りがありました。

 

最終的には、楽しく(時に真面目に)、家族や友人とコミュニケーションを取れたらいいはずで、聞くことが目的になってしまうと視野も了見も狭くなりますね。

 

でも、こうした気づきも、「話を聞く」ということを意識していなかったら得られなかったわけなので、良い勉強になっています。

 

「話を聞く」ことが、自分の姿勢の中で自然なものになっていったらいいなぁと思いながら、また少しずつ続けていこうと思っています。